どうもkasakasaです。
チャーチのグラフトンをレビューしたいと思います。
カントリーテイストとドレスな雰囲気を併せ持つとてもかっこいい靴です。
チャーチ(church’s)のグラフトン( Grafton) とは
英国の老舗チャーチのグラフトン。
・Size :UK6.0(足の実寸は25.4 cmです。)
・Width: F
・Last : #173
外羽根のフルブローグで、革はポリッシュドバインダーカーフ。
ガラスのような光沢感を放つポリッシュドバインダーカーフといえばチャーチを代表する革ですね。チャーチが独自に開発した素材だそうです。このポリッシュドカーフは結構シワが入ると目立ちやすいのですが、これもこの靴の味だと思いますし、履けば履く程自分のモノとなっていく印象です。
もちろん履き終わった後は軽くブラシをかけて、シューキーパーに入れてなるべくシワが入らないようにしています。
画像は購入5年後のものです。
グラフトンは上からの見た目も素晴らしいですが、更にこの分厚いダブルソールがかっこいい!ポリッシュドバインダーカーフは雨に強いと言われていますが、この分厚いダブルソールも耐水性、耐久性を付与するグラフトンの特徴となっています。
上品さと男らしさを兼ね備えた、イギリスだけど侍のようなそんな靴だと思います。
チャーチはその他、コンサル(Consul)とネットン(Netton)を所有しています。
以下のページで紹介をしていますのでぜひご覧ください。
チャーチ コンサルの革質と履き心地(Church’s CONSUL)〜5年経過〜
【チャーチ・ローファー】スウェード靴のネットンをレビュー( church’ Netton)
購入場所
ネットで調べていて一目惚れでした。日本でもお店で確認してやはりかっこいい。普段、革靴を履く機会が少ないのですが、どのようなシチュエーションで履くのかなど全く考えず見た目だけで購入を決断しました。
2016年のイギリス旅行の時にロンドンのリージェント・ストリートのチャーチで購入。
値段は500〜550ポンドくらいだったと記憶しています。当時は日本価格の7〜8割程度だったと思います。
購入時と現在の履き心地
履き始めは当然のように革自体が硬く足が痛いのですが、指先が痛いわけでなくかかとがとても痛かった記憶があります。同時期に購入した同ラスト・同サイズのブラックカーフのコンサルは指先が痛かったのでやはり革の硬さや種類が影響しているのでしょうか。
また、コンサルの時に使用したシリコーンゴムがグラフトンでも活躍しました。
購入1年目に格好つけて2泊3日の旅行に履いていったのですが、その旅行は足が痛かった記憶しかなく、後悔しかありません。
2年目から痛まなくなり、5年経過した現在では1日履いても痛みは出ない状態になりました。
ただ、一個デメリットとしては若干重いです。
よく雑誌やネットでは「グッドイヤー・ウェルト製法の靴はその重さ故、足が振り子のように動き非常に歩きやすい」と書かれています。わからんでもないですが、長距離を歩き回る可能性がある時は履くのをためらってしまいます。
もっと履いていかないと宝の持ち腐れなのでガシガシ履いていきたいです。
スーツだけでなく、ジーンズやスラックスにも全然合いますしね。
余談ですが、チャーチのシューキーパーは取っ手が持ちやすくてシューケア時に靴が扱いやすいです。長く使うためにも純正がやはりいちばんおすすめです。
革底には2代目ラバーソールを貼っています。まだまだ修理せず履けそうですね。
靴磨きはM.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)を使用
ステインリムーバー、シュークリームジャーを用いて、汚れを落として保革をしています。ポリッシュドバインダーカーフはクリームが馴染みにくいですが、硬めのブラシを使えば少しずつ浸透していきます。特に購入当初はクリームが浸透しているのかもわからないのですが、徐々に浸透しているのを実感できるようになります。
モゥブレイのクリームを使用しています。また、使用方法等はアップしたいと思います。
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