メーカー開発職・研究者のための英語勉強方法

英会話

どうもメーカーで開発職に従事しているkasakasaです。

開発職では珍しく学生時代に英語圏へ留学に行っています。

また、大学時代の研究室では外国人が多かったため、論文を読むだけでなく様々なシチュエーションで英語を使うことが必要でした。海外で学会発表をしたこともありますし、運良く共同研究先の海外大学で研究させて頂いたこともあります。

このように英語を使うケースが多かったkasakasaが、メーカーの研究開発職に就いて感じた英語の必要性と勉強方法について報告したいと思います。

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メーカー研究開発の英語の必要性

結論から言うと英語は必要です。

ただし必要なのは英語の論文を読む力(リーディング)では有りません。

なぜなら論文の読解力はほぼ全ての研究員が持っているからです。

必要なのは海外関連会社の同僚や海外の顧客としっかりと議論し、コミュニケーションを取るための英語力になります。

日系メーカーの研究開発で求められるのは研究力ですが、海外顧客への技術説明や外国人の同僚と共同開発する機会があります。グローバリズム化が進む現代では、どんなにドメスティックな企業でも必ずこのような機会があり、今後ますますその機会は増えることになります。

特にマネージャーを除く50 代前後の研究員の方々は、研究開発のスペシャリストなので高い研究力を持っているのですが、時代のせいか英語に疎いケースが多いです。

結果、海外とのやり取りはどうしても20代〜40 代中心にアサインされ、英語力を試されます。

結構これで評定や出世に差がでてしまうことも。。。

最悪英語を上手く使いこなせないまでも、確実に苦手意識を取り除いておくことが必ず必要になり、しっかり英語を身につけることが出来れば逆に研究力の不足分をカバー出来て出世出来る可能性も高まります

必ず、英語を身につけることをおすすめします。

英語の勉強を始めるタイミング

英語を始めるのは英語を使い始める時ではなく、使う前から継続的に続けることが必要です。

特に大学時代に国際学会で研究発表した経験や英語をたくさん使う機会のあった方は、入社後どんな部署に配属されても英語の勉強を継続してするべきです。

例え英語の使用頻度が少ない部門でも将来的に使用する可能性があることを考え、継続しないと英語力はすぐに退化していきます。

実際に私は会社に入る前にそれなりの英語力があったのに、4年ほど国内向けの開発をしている間に殆どの英語スキルを失いました。実際に開発中心の仕事になると、英語の論文を読むというよりサンプルワークを銃弾爆撃的に繰り返すことになりますから当然です。

実際、急に英語を使用する頻度が増加した時はメール、電話会議共に非常に苦しみました。

是非英語の勉強は使うその日まで、心折れず継続することをおすすめします。

英語の勉強方法は?

英語は聞く、話す、読むの3つの力が必要ですが、コミュニケーションを取るには聞く、話す力をつける必要が有ります。

そうなるとやはり英語のネイティブスピーカーとコミュニケーションを取ることが1番の上達方法になります。

繰り返し会話することで苦手意識も無くなりますし、色々な表現が身に付きます。

ではどのように英語のネイティブスピーカーとコミュニケーションを取ればいいのでしょうか。

英会話スクールに通う

英会話スクールの利点は、リアルにface to faceでコミュニケーションを取ることが出来ます。

また、オンラインにはないグループレッスンも有りますから、他の生徒とモチベーションを高めながらスキルアップを図ることが出来ます。

いくつか英会話スクールがありますが、NOVAとイーオン(AEON)にそれぞれ1年以上通った経験が有りますので、詳しくは以下のサイトをご覧ください。

オンライン英会話を利用する

英会話スクールに通いにくい方はオンライン英会話を活用するのも良いと思います。

私もいくつかのオンライン英会話を試したことが有ります。

オンライン英会話はメリット、デメリットを以下に示します。

メリット:低価格、時間に縛られない。
デメリット:講師に差がある。

ネイティブキャンプ

業界最安値で無制限受け放題が特徴のオンライン英会話スクールです。カランメソッドなど他にない授業がりますので、今一番おすすめです。

実際に受講については以下のリンクを御覧ください。

【リアルな口コミ】ネイティブキャンプを始めて1ヶ月の感想・費用・受講数をレビュー

レアジョブ

レアジョブといえば、2019年に急成長した有名なオンライン英会話スクールです。

フィリピン人との英語スキルや通信環境に若干の不安がありましたが、継続的に英語に触れるという点では十分であると感じました。

なんとビジネス英会話ですと毎日25分のレッスンで、9800円/月〜です。

レアジョブ英会話

DMM英会話

こちらも大手の英会話スクールですね。

DMM英会話の講師陣は世界113カ国以上から採用しており、フィリピンのエリートはもちろんのことリトアニア・セルビアなどの東欧諸国の講師が在籍しています。

DMM英会話

ビズイングリッシュ

ビズイングリッシュは、ビジネス向け英会話のオンライン英会話スクールです。

毎日50分のレッスンで83000円/月〜です。

個々の英語学習でつまづいている原因を特定し、個人にあったレッスン内容を提案してくれます。

価格が高いので一度無料カウンセリングを受けると良いと思います。

【BizEnglish(ビズイングリッシュ)】

オススメ参考書は?

何冊も紹介したいところですが、個人的に良かった2冊を紹介いたします。

究極のビジネス英語リスニング1

なぜこれをおすすめしたのかと言うとある材料メーカーがB to Bで採用を獲得して、商品として売るまでのストーリーなっているからです。

実際に日本メーカーが外国メーカーとのやりとりが収録されていますが、いろいろなシチュエーションが収録されており楽しみながら勉強できます。

シャドーイングしながら、丸暗記出来るくらい覚えるとリスニング力もみにつくと思います。

Kindle 版でスマホに入れておくと、通勤中に勉強も出来ておすすめです

 

ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550

ビジネス英語では丁寧な表現が求められますが、筆者のシンガポールでの体験をもとにビジネスで使える英語表現が収録されています。

日常英会話でなく、ビジネス英語を使って会話できるようになりたい方は一度手に取ることをおすすめします。

終わりに

理系の研究者の勉強方法について紹介しました。

アカデミックの方は研究室に外国人がいることが多く、日頃から英語に触れる機会が多いと思います。

一方、メーカーなど民間の方は意図せず急に外国人と仕事を遂行しなければならないケースがあり、そのような時に備えて日頃から英語の勉強を継続しておく必要が有ります。

グローバル化が進む現代で、20代、30代の研究者には当たり前のように英語を操ることが求められます。

日頃から準備をしておくことで、会社だけでなく社会で活躍出来る人材を目指したいものです。

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